その他・君主論で例に挙げられている主な人物

カエサル

古代ローマ、共和政末期の政治家、将軍。いわゆる第1回三頭政治を敷いた政治家の一人。イタリアの歴史の教科書には「指導者に求められる資質は、次の五つである。知性。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。カエサルだけが、この全てを持っていた。」との記述がある。

キュロス

古代ペルシアのアケメネス朝7代目の王(在位前559〜前529)。初めはメディア王国に服属する南西部イランの一小王朝の王にすぎなかったが、紀元前550年メディア王アステュアゲスを倒して一大帝国を築いたバビロンを陥落させたとき、幽囚されていたユダヤ人を解放するなど、被征服民族に対して寛大であったことから、後世には古代帝王の鏡として高い名声を得、その生涯はかなり伝説化された。

サヴォナローラ

ドミニコ会の修道士。フィレンツェ共和国で神政政治(神権政治)を行った。宗教改革の先駆と評価されることもある。マキャベリは「備えのない預言者は滅ぶ」と武力の備えの大切さを説く際悪い例として挙げる。

ハンニバル

カルタゴの将軍、政治家。ローマに対して第2回ポエニ戦争を戦いぬいた将軍。マキャベリはハンニバルの非人道的な冷酷さを君主としての美徳として絶賛。

フェルナンド5世

通称カトリック王el Catlico。カスティーリャ王(在位1474〜1504)。アラゴン王としては2世(在位1479〜1516)。彼は、優れた政治手腕により、ヨーロッパにおけるスペイン優位の基盤を固めた。

ロレンツォ・ド・メディチ

イタリアフィレンツェのルネサンス期におけるメディチ家最盛時の当主。公的な肩書きはなかったが、当時のフィレンツェ共和国を実質的に統治した。マキャベリが君主論を捧げようとした人物。ロレンツォ自身は君主論を読んでいないらしい。

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